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2016年05月28日

第55回「日本の食の問題を考えるⅤ」

1部(午後3時~)特別講演『野菜の種子について』 講師:有限会社 浜名農園 代表取締役 中村 訓 氏

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講師に中村 訓様(有限会社 浜名農園)をお招きし、『野菜の種子について』というテーマでご講演頂きました。野菜の種子には、自分の花粉で実る品種(=固定種)と、人工的に他品種と交配させて作る一代限りの交配種(=F1種)があります。固定種は、自然淘汰や生産者による選抜の結果、遺伝的に安定している品種です。固定種はある程度の遺伝的多様性が含まれるため、形状や色といった形質にバラツキが出ますが、自然受粉を経た後代にもほぼ同様の性質が受け継がれていくため、その土地に根付いた野菜が育つそうです。伝統野菜も固定種に分類され、地域の食文化を育んでいます。F1種は、固定種に比べて形や色など作物の揃いがよく、収量や抵抗性、耐病虫性にも優れていますが、出来た種を蒔いても同じ作物が育つとは限りません。中村様は、主に固定種を販売したいと考えていますが、国内の種の採取はとても手間がかかり難しく、固定種を取り扱っている種苗会社も少ないため入手が困難とのことです。良い種子を選ぶことと、種子の性質を知っておけば、野菜作りも楽しくなりそうですね。

第2部(午後4時30分~)セミナー(講師:弊社代表の丹羽真清)「日本の食の問題を考えるⅤ~食物繊維と食生活~」

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日本の食の問題を考えるというテーマも5回目を迎えました。今回は「食物繊維と食生活」と題して講演させていただきました。今回は、食物繊維の中でも新定義として『ルミナコイド』という言葉をご紹介させていただきました。皆さんもご存じの通り、食物繊維は「セルロースやリグニンなどヒトの消化酵素では消化することのできない食物中の難消化性成分」として定義されていました。一方で、『ルミナコイド』とは、「ヒトの小腸内で消化・吸収されにくく、消化管を介して健康の維持に役立つ生理作用を発現する食品成分」を指します。スーパーやドラッグストアでよく見かける特定保健用食品の中で「おなかの調子を整える食品」として認められている成分は『ルミナコイド』と呼べるでしょう。ルミナコイドは、水に溶けないセルロースやリグニン、水に溶けるペクチンやアルギン酸、消化されにくい性質を持つβ化デンプン・デキストリン・オリゴ糖などの成分が該当します。日本人の食物繊維摂取量は、食生活の欧米化やライフスタイルの変化に伴い、年々低下しつつあるのが現状ですので積極的に摂取することをお勧めします。食品では豆類・野菜類・果実類・きのこ類・藻類などに多く含まれています。特にそば・ライ麦パン・こんにゃく・さつまいも・切り干し大根・かぼちゃ・ごぼう・いんげん豆・あずき・おから・しいたけ・ひじきなどに豊富に含まれています。効率的に食物繊維を摂るには、これらの食材を毎日の食事の中にうまく取り入れると良いでしょう。弊社HPでもこれら食品を使ったメニューを紹介していますので、良かったらお気軽に覗いてみてください。

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